ちーちゃんちゃんと水分補給しているはずなのに、なんかだるそうで心配…
成長期のお子さんを持つお母さんから、よくこんなお話を聞きます。
結論からお伝えすると、朝ごはんを抜いて学校へ行く子は、熱中症になりやすいと言えます。
空腹の状態では、体温調節に必要なナトリウム・カリウム・マグネシウムが不足したまま活動することになるためです。
実は、熱中症対策は水分補給だけでは不十分。
熱中症の予防には、毎日の食事で「ミネラル」をしっかり補うことがとても大切🙌
今回は、栄養士の私が「これだけは知っておいてほしい!」という食事ポイントをまとめました。
熱中症とは、体内の水分・塩分(ミネラル)バランスが崩れ、体温調節がうまくできなくなった状態のことです。
食事でナトリウム・カリウム・マグネシウムを補うことが、予防の土台になります。



栄養士として食事相談を受けてきた経験から、今日から使えることだけお伝えしますね😊


💧 熱中症って、食事と関係あるの?


熱中症とは、体内の水分・塩分バランスが崩れて、体温調節ができなくなった状態のことです。
頭痛・めまい・吐き気などが起こり、重症化すると命に関わることも。



子どもは特に要注意です!
大人と比べて体温が上がりやすく、自分で「おかしい」と気づくのが遅れがちだから
そして見落とされがちなのが、「食事」との深い関係です。
汗の中には、水分だけでなくナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルも含まれています。
これらが不足すると、体温調節の機能が低下してしまうんです😣
✅ POINT
水を飲むだけでは補えないものがある。ミネラルを補える食事が、熱中症に強い体をつくります。
🥗 熱中症予防に欠かせない栄養素


熱中症予防に欠かせない栄養素は3つあります。
① ナトリウム(塩分)🧂


ナトリウムは、体内の水分量を調整する役割を持つミネラルです。
汗で一番多く失われるのがこのナトリウムで、不足すると水をたくさん飲んでも体に保持されにくくなります。
ひどい場合は「低ナトリウム血症」といって、頭痛や倦怠感の原因になることも。
「塩分は控えめに」という意識を持つお母さんも多いですが、大量に汗をかく夏場は意識的に補うことが大切です。
梅干し・みそ汁・塩むすびなど、和食の定番は実はナトリウム補給に優れています👍
② カリウム 🍌


カリウムは、体内の水分バランスを整え、体温調節を助けてくれるミネラルです。
また筋肉の収縮にも関わっているため、不足すると足がつりやすくなったり、だるさを感じやすくなったりします。
カリウムが豊富な食材は、バナナ・ほうれん草・じゃがいも・アボカドなど。
子どもが食べやすいものが多いのも嬉しいポイントです😊
③ マグネシウム 🫘


マグネシウムは、体内で300以上の酵素反応に関わるミネラルです。
体温調節に関わる酵素のサポートをしてくれるため、不足すると熱をうまく発散できなくなることがあります。
現代の食生活では不足しがちな栄養素のひとつで、意識して補うことが大切。
ナッツ・豆腐・ひじき・ごまなどに豊富に含まれています。
| 栄養素 | 主な働き | 多く含む食材 |
|---|---|---|
| ナトリウム | 水分保持・体液バランス | 梅干し・みそ・塩 |
| カリウム | 体温調節・筋肉サポート | バナナ・ほうれん草・じゃがいも |
| マグネシウム | 熱発散のサポート | ナッツ・豆腐・ひじき |
食事で脳をサポートすることにも興味があるママは、こちらの記事もぜひ読んでみてください👇
⚠️ うちの子、大丈夫?熱中症になりやすい子の特徴


「うちの子は大丈夫」と思っていても、実は熱中症になりやすい特徴を持っている子がいます。
栄養士として多くのご家庭の相談を受ける中で、気になるパターンをまとめました。
- 朝ごはんを食べない習慣がある
- 水よりジュースや甘い飲み物が好き
- 運動量が多い(部活・体育など)
- 汗をかきやすい体質
- 食が細く、食事量が少ない
- 睡眠不足が続いている
特に「朝ごはんを食べない+運動量が多い」の組み合わせは要注意です。
体に栄養が入っていない状態で激しく動くことになるので、ミネラル不足が一気に進みやすくなります。
「そういえばうちの子…」と思い当たることがあれば、まず食事の見直しから始めてみてください😊
🍱 毎日のごはんに、こう取り入れてみて!


「特別なものを用意しなきゃ」と思わなくて大丈夫です😊
いつものごはんに、ちょっと意識を加えるだけでOK。
🌅 朝ごはん
ごはん+みそ汁で、ナトリウムとマグネシウムがしっかり補えます。
みそ汁にほうれん草や豆腐を入れると、さらにパワーアップ💪
さらに、デザートにバナナヨーグルトをプラスすれば、カリウムも一緒に補えて最強の朝ごはんになります😊
朝ごはんの準備自体を時短できると、続けやすくなります。
▶時短でごはんを作れるストック術についてはこちらにまとめました
🍜 食欲がない朝でも食べられる!おすすめの熱中症対策メニュー


食欲がないときでも食べやすいメニューはこちら👇
- つけうどん(麺は冷たく、つゆは温かい/梅・とろろ・卵トッピングで栄養UP)
- お茶漬け(梅・鮭)さらっと食べられる定番
- 具だくさんみそ汁+小さいおにぎり
- バナナヨーグルト(デザート感覚で食べやすい)
「食欲ない…」と言いながら朝ごはんを食べずに学校へ行こうとするお子さん、いませんか?😥
空腹のまま活動すると、体温調節に必要なミネラルが補えず、熱中症リスクが一気に上がります。
でも「無理に食べなさい!」と言っても逆効果になることも。
だからこそ、食べやすいメニューを用意しておくことが大切です。
夏は冷たい飲み物やアイスが増えがちですが、冷たいものの摂りすぎは胃腸を弱らせ、栄養の吸収を下げてしまいます。
食事のときに一品だけ温かいものをプラスするだけで、胃腸を守りやすくなりますよ。



タイやインドなど暑い国の料理が辛くて温かいのも、体を冷やしすぎない昔からの知恵だと思っています。
食事に一品、温かいものを取り入れてみてくださいね♪
🎒 お弁当・昼ごはん
梅干しおにぎりを1個入れるだけで、ナトリウム補給になります。
ひじきの煮物やじゃがいもの副菜も◎
🌙 夕ごはん
豆腐・納豆などの大豆製品は、マグネシウムが豊富でしかも安い!
1品加えるだけで、無理なく続けられます。
✅ POINT
「特別な食材」より「毎日続けられる習慣」が大事。
まず1品、意識してみることから始めましょう🌿
🚫実はリスクが上がる!やりがちなNG習慣


良い習慣を知るのと同じくらい、「やりがちだけど危ない習慣」を知っておくことも大切です。
お母さんたちから相談を受けていると、意外と多いのがこれらのパターン😣
- 朝ごはんを抜く(体温調節の材料が不足する)
- 甘い飲み物だけで水分補給する(ミネラルバランスが乱れる)
- 冷たいものばかり食べる(胃腸が弱り、栄養の吸収が落ちる)



特に「朝ごはん抜き」は要注意です
空っぽの状態で午前中の活動に入ることになるので、熱中症リスクが一気に上がります。
部活がある日の朝こそ、何か食べさせてあげてくださいね🙏
❓ よくある質問
- スポーツドリンクは熱中症対策に効果的ですか?
-
適切に使えば効果的です。
ただし糖分が高いものも多いので、運動後や大量に汗をかいたときに限るのがおすすめ。
日常の水分補給は、水やお茶をベースにしましょう。
- 食事だけで熱中症を防げますか?
-
食事は「熱中症になりにくい体をつくる土台」です。
水分補給・適切な休憩と組み合わせることで、予防効果が高まります。
食事単体で完全に防ぐわけではないので、総合的に取り組むことが大切です。
- 子どもは大人より熱中症になりやすいですか?
-
はい、なりやすいと言われています。
子どもは体重に対して体表面積の割合が大きく、体温が上がりやすい体の仕組みになっています。
また自分で「おかしい」と気づくのも遅れがち。
周りの大人が積極的に声をかけてあげることが大切です。
- 熱中症になったとき、何を食べさせればいいですか?
-
症状が軽い場合は、経口補水液や塩分・糖分を含む飲み物を少しずつ与えてください。
食欲がないときは無理に食べさせず、水分補給を優先して。
症状が続く場合や意識がもうろうとしているときは、すぐに医療機関を受診してください。
📝 まとめ
今回は、熱中症予防に関わる栄養素と食事のポイントをお伝えしました。
- 💧 熱中症対策は水分だけでなく、ミネラル補給がカギ
- 🧂 ナトリウム・カリウム・マグネシウムを意識して
- ⚠️ 朝ごはん抜き+運動量が多い子は特に要注意
- 🍱 特別なメニューより、毎日の小さな習慣が大切
まずは朝ご飯を食べる習慣をつけて熱中症対策を意識しましょう。
できることから、少しずつ始めてみましょう🌿
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