ざわちん夏休みの終わり頃って、「学校行きたくない」の相談がぐっと増えるんですよね
夏休みの終わりが近づくと「学校行きたくない」が増えるのは、とっても多いことなんです🌿
生活リズムの乱れ、宿題のプレッシャー、友達関係の不安。
夏休み中に積み重なったモヤモヤが、始業式という「区切り」を前に一気に表面化しやすいんです。
教育相談をしていると、毎年この時期に同じような相談が続きます。
「学校の話をすると急に無口になった」
「そわそわして落ち着かない」
「うちの子に限って」と思っていても、ちょっと気にかけておきたいタイミングなんですよね。
とはいえ、身構えすぎる必要はありません。
今日からできる小さな備えで、始業式へのハードルはグッと下げられます。
このページでは、
- 夏休み後半に気にかけたいサインのチェックリスト
- 始業式前にできる3つの準備
- それでも「行きたくない」と言われたときの対応
を、教育相談の現場で見えてきたことをもとに、ギュッとまとめました。
結論としては、生活リズム・会話・持ち物の3つを整えておくだけで、始業式へのハードルはぐっと下げられます。
すぐ実践できることから、一緒に見ていきましょう✏️


夏休み後半、気にかけたいサイン(チェックリスト)


「行き渋りかも?」のサインは、意外と生活の端々に出ています。
以下のチェックリストで、お子さんの様子を振り返ってみてください。
- 朝、起きる時間がどんどん遅くなっている
- 「宿題終わった?」と聞くと、話をそらす
- 学校や友達の話題を避けるようになった
- 「9月から」の話をすると、表情がくもる
- 食欲が落ちている、または夜眠れていない様子がある
- スマホやゲームの時間が、以前よりさらに増えている
3つ以上当てはまったら、少し注意して見てあげたいサインです。
ただし「1つでも当てはまったら大変」というわけではありません🌱
夏休み明けは多かれ少なかれ、どの子にも変化が出るもの。あくまで「様子見の目安」として使ってくださいね。
大事なのは、この段階で「詰める」のではなく「気にかけている」と伝わる関わり方をすること。
特に中1のお子さんは、新しい環境そのものへの不安から行き渋りにつながることもあります。
次のセクションでは、その具体的な準備を3つご紹介します。
始業式前にできる、負担を減らす3つの準備


「何かしなきゃ」とは思っても、始業式直前は時間もエネルギーも限られています。
ここでは、今日から始められる3つだけに絞ってご紹介します。
① 生活リズムを「3日前」から戻す
いきなり元の時間に起こそうとすると、反発が強くなりがちです。
始業式の3日ほど前から、起床時間を30分ずつ早めていくのがおすすめです。
夜更かしを叱るより、朝の光を浴びる時間を増やす方が効果的なことも多いです。
生活リズムが整うと、勉強への集中力も自然と戻りやすくなります。
② 「聞く時間」を1日5分だけ作る
「学校どう?」と聞くと、身構えて話さなくなる子も多いです。
おすすめは、夕食後や寝る前の5分だけ何気ない話をする時間を作ることです。
部活のこと、ゲームやマンガの話、昔からの友達のこと。
話してくれる内容は子どもによってバラバラです。「これを聞き出そう」と決めつけずにいると、案外向こうから話し始めてくれることもあります。
学校の話でなくてもOKです。
話す・話さないの主導権を子どもに持たせるのがポイントです。
③ 持ち物・提出物を「一緒に」確認する
宿題や提出物の残りが多いと、それ自体がプレッシャーになります。
親がチェックリストを作って渡すのではなく、一緒に机に向かって確認するのがコツです。
「終わってなくても大丈夫、一緒にやろう」という姿勢が、子どもの安心感につながります。
ちなみに、提出物の中身や取り組み方は、夏休み明けに限らず1年を通して見ておきたいポイントでもあります。
点数に出る前のサインとしても関わってくるので、気になる方はこちらもあわせてどうぞ。
この3つは、どれも15分もあれば始められることばかりです🌿
完璧を目指さず、できるところから取り入れてみてくださいね。
それでも当日「行きたくない」と言われたら


ここまで準備をしても、当日の朝に「やっぱり行きたくない」となることはあります。
そのときは、無理に説得しようとしなくて大丈夫です。
「行きたくない気持ちがあるんだね」と、まずは受け止める言葉をかけてあげてたいですね。
その上で、休むか行くかを一緒に考える時間を取りましょう。
こういうとき、子どもが本当に確かめたいのは「学校に行けるかどうか」じゃなかったりするんですよね。
「行けなくても、自分は見捨てられないか」の方だったりします。
とはいえ、面と向かって「大事だよ」なんて、照れくさくて言えないですよね。
私も言えません笑
言葉にしなくても大丈夫です。
いつも通りのトーンで「おはよう」と声をかける。
いつも通り、朝ごはんを用意する。
その「いつも通り」こそが、一番伝わる合図だったりします。
より詳しい対応のコツは、こちらの記事でじっくりお伝えしています。
一度休んだからといって、それがずっと続くわけではありません。
「今日は無理だったけど、明日はどうする?」を、責めずに聞ける関係を保つことが大切です🌱
よくある質問
- 生活リズムはいつから戻せばいい?
-
目安は始業式の3日前から整えたいですね。
いきなり戻そうとすると反発が出やすいです。
まずは起床時間を30分ずつ早めていくのがおすすめです。
夜早く寝かせようとするより、朝の光を浴びる時間を増やす方がスムーズに整うことが多いですよ。 - 始業式に行けなかったら、その後も行きづらくなる?
-
一日休んだからといって、その後ずっと行けなくなるとは限りません。
大事なのは、休んだことを責めずに「明日はどうする?」を一緒に考えることです。
休み明け1日目そのものより、そのあとの関わり方の方が影響は大きいです。 - 「休んでもいいよ」と言うとサボり癖がつく?
-
この心配はすごくわかります。
ですが、大事なのは行き渋りの段階で気持ちを受け止めること。
サボり癖は別物です。
「わかってもらえた」という経験があると、むしろ子どもは安心して次の一歩を踏み出しやすくなります。 - 去年は行けたのに今年は行き渋る。何が違う?
-
学年が上がると、友達関係やクラス替え、勉強の難易度など、変化する要素が一気に増えます。
去年大丈夫だったからといって、今年も同じとは限らないんですよね。
「去年はできたのに」と比べず、今の状態をそのまま見てあげることが大切です。 - 始業式の朝、お腹が痛いと言われたら?
-
行き渋りのサインとして、頭痛や腹痛など体の不調が出ることがよくあるんですよね。
仮病だと決めつけず、まずは体調を優先してあげてたいですね。
少し落ち着いてから「今日はどうする?」と聞く方が、話がすっと進みやすいです。 - きょうだいで反応が違うのはなぜ?
-
同じ家庭で育っていても、性格や学校での立場によって反応はかなり変わります。
上の子は平気だったのに下の子は行き渋る、ということも珍しくありません。
比べずに、その子の様子をそのまま見てあげるのが一番です。
まとめ
夏休み明けは、どの子にとっても心が揺れやすい時期です。
余裕をもって生活リズムを少しずつ戻す、話を聞く時間を作る、持ち物を一緒に確認する。
どれも小さなことですが、始業式へのハードルを下げる助けになります。
そして、それでも「行きたくない」と言われたときは、無理に答えを急がなくて大丈夫です。
まずは気持ちを受け止めることから、始めてみてくださいね🌱






