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「学校行きたくない」って言われたら。行き渋り・不登校のサインと対処法

窓辺の光とマグカップの湯気、静かな時間

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「学校、行きたくない」

ざわちん

その一言に、心臓がぎゅっとなったこと、私にもあります

私も、お仕事柄こういう相談を受けることが多いんですけど、正直、どんな子どもにも起きてもおかしくないなって、いつも思うんです。

まず伝えたいのは「行き渋り」がそのまま「不登校」になるわけじゃないってこと。だから、まだそんなに焦らなくて大丈夫です。

行き渋りと不登校の違い、サインの見分け方など、今日は一緒に整理していきましょう📝

朝の光が差し込む玄関に置かれた靴
目次

うちの子は大丈夫?よくある「行き渋りのサイン」チェックリスト

窓辺のベッドに座り外を眺める子どもの後ろ姿

行き渋りのサインは、体調不良の訴え・朝の準備の遅れ・休み明けの不調に多く現れます。

しまちゃん

「うちの子、最近ちょっと様子が違うかも」

そう感じているなら、まずはこのチェックリストを見てみてみてほしいです。

□ 朝、お腹が痛い・頭が痛いと言う日が増えた
□ 「今日は休みたい」と言う頻度が増えてきた
□ 月曜や連休明けに特に行き渋る
□ 学校の話をすると、表情がくもる・話をそらす
□ 朝の準備に、いつもより時間がかかるようになった
□ 「学校で何かあった?」と聞くと黙り込む
□ 休日は元気なのに、平日の朝だけ元気がない

チェックがいくつ入っても、それだけで「不登校」と決まるわけじゃありません。

でも、ドキドキしながらチェックを入れてくれたんじゃないかなと思います。

正直、これを読んで「うちの子、当てはまるかも」って気づくの、結構しんどい作業なんですよね。

目をそらさずに、ちゃんと子どもと向き合おうとしてる証拠だと思います。

中1のこの時期特有の変化について、こちらでも少し触れているので、よかったら読んでみてください。
中1ギャップについて

「なぜ行きたくないの?」を聞いていい?子どもへの声かけで気をつけたいこと

窓辺のソファに並んで座る母親と娘の後ろ姿

理由を問い詰めるより、「話したくなったら聞くよ」というスタンスの方が、子どもは安心しやすいです。

「どうして学校行きたくないの?」

これ、すごく聞きたくなりますよね。私もわかります。

でも実は、理由を聞き出そうとすればするほど、子どもが心を閉ざしてしまうこと、けっこうあるんです。

理由がまだ、本人の中でもはっきりしていないことも多いから。

聞かれれば聞かれるほど、「答えられない自分」を責めてしまうこともあります。

ここで、言いがちだけど見直したい声かけを、いくつか挙げてみますね。

❌「どうして行きたくないの?理由を教えて」
⭕「話したくなったら、いつでも聞くからね」

理由を求めない。ただ「聞く準備がある」ことだけ伝える方が、安心につながります。

❌「甘えてるだけじゃないの?」
⭕「そう感じてるんだね」

甘えかどうかをジャッジしない。まず気持ちをそのまま返してあげるだけで十分です。

他にも、こんな言い換えができます。

✕「みんな頑張って行ってるんだから」→ ○「しんどい日もあるよね」
✕「早く行かないと、もっと遅れちゃうよ」→ ○「今日はゆっくりでいいよ」

正直、これ全部、私自身もつい言いそうになる言葉です😅

ざわちん

大事なのは「完璧な声かけ」じゃなくて、「聞き出さなくていい」というスタンスを、自分の中に持っておくことだと思います。

それ、あなただけじゃない。行き渋り・不登校ママの「あるある」

ソファでマグカップを手にひと息つく母親の後ろ姿

不安や罪悪感を感じるのは、あなたが弱いからじゃありません。同じ気持ちを抱えるママは、実はたくさんいます。

ちょっと一息、つきませんか。

ここまで読んで、いろいろ考えて、ちょっと疲れてきたママもいるんじゃないかなと思います。

実は、こういう相談を受けていると、みんな似たようなことで悩んでいるんです。

□ 学校からの電話が鳴るだけで、ドキッとする
□ ママ友に「最近どう?」って聞かれるのがしんどい
□ 「私の育て方が悪かったのかな」って、ふと考えてしまう
□ きょうだいや他の子と、つい比べてしまう
□ 「頑張って」も「無理しないで」も、どっちも言葉に迷う

正直、私自身もこの仕事をしていなかったら、同じように悩んでいたと思います。

ざわちん

「一人で抱え込んでる」って感じてるママ、実はすごく多いんです。
でも、それだけみんな真剣に向き合ってるってことでもあるんですよね🌱

親が「学校に行かせなきゃ」と焦ってしまう時の考え方

キッチンで壁掛け時計を見上げる母親の後ろ姿

「行かせなきゃ」より「今、何が必要か」を優先する方が、結果的に回復への近道になることが多いです。

「早く学校に戻さなきゃ」

そう思う気持ち、すごくよくわかります。

でも実は、焦って無理に行かせようとすると、逆に長引いてしまうケースも多いんです。

理由はシンプルで、子どもが「安心できる」と感じるまで、心のエネルギーが回復しないから。

無理に登校させても、根っこの部分が解決してないと、また同じことが繰り返されやすくなります。

だから、まず優先したいのは「学校に行くこと」じゃなくて「安心できる環境をつくること」なんですよね。

焦らなくていい、と考えるための3つの視点

① 「休む」は「サボる」じゃない

エネルギーを充電している時間だと捉えてあげると、少し楽になります。

② 「今日行けた」より「今日話せた」を喜ぶ

小さな変化に目を向けると、親の気持ちも安定しやすいです。

③ 「いつまでに」を決めすぎない

期限を決めると、子どもにも親にもプレッシャーになります。

とはいえ、「じゃあ何もしなくていいの?」と不安になりますよね。

大丈夫です。次に、相談できる場所についてお話ししますね。

また、親としてのしんどさそのものについては、こちらでも少し触れているので、よかったら読んでみてください。
反抗期のしんどさとの向き合い方

「見守る」と「放っておく」は違います。何もしなくていいわけじゃない

リビングで漫画を読む娘と洗濯物をたたむ母親

見守るとは、無理に聞き出さずに「気にかけてるよ」を伝え続けること。何もしないのとは違います。

「焦らなくていい」「無理に行かせなくていい」

そう聞くと、「じゃあ、何も言わずにそっとしておけばいいのかな」って思ってしまうかもしれません。

でも、それも違うんですよね。

「見守る」と「放っておく」は、似ているようで全然違います。

放っておくのは、何も声をかけず、様子も聞かず、そのままにすること。

見守るのは、無理に聞き出さないけど、「見てるよ」「気にかけてるよ」というサインを、態度や小さな声かけで伝え続けることです。

たとえば、こんな関わり方があります。

  • 理由は聞かなくても「おはよう」「おかえり」は変わらず言う
  • 好きな話題(ゲーム・YouTubeなど)は普通に振ってみる
  • 「今日、どんな漫画読んだ?」「なんのアニメ見てた?」など、具体的に聞いてみる

「今日はどんな一日だった?」だと、答えられないと「今日は何もできなかった」って、逆に自分を責めるきっかけになってしまうこともあります。

なので、「今日は◯◯した?」と、部分的に答えられる聞き方にするのがポイントです。読んでない・見てないなら「読んでない」で終われるし、それだけで会話が続きます。

ざわちん

反応が薄くても、それでいいんです。
反応を引き出すためじゃなくて、「気にかけてるよ」を伝え続けることが大事なので🌱

相談できる場所は意外とある(スクールカウンセラー・教育支援センター・フリースクールなど)

テーブルの上のメモとスマートフォンに手を伸ばす様子

学校以外にも、無料や公的に相談できる窓口はいくつかあります。ひとりで抱え込む必要はありません。

「誰に相談したらいいかわからない」

これも、本当によく聞く声です。

でも実は、頼っていい場所は思っているより多いんです。

□ スクールカウンセラー

学校に配置されている、心理の専門家です。子どもだけでなく、親からの相談も受け付けています。担任の先生を通さなくても、直接申し込めることもあります。

□ 教育支援センター(適応指導教室)

各自治体が設置している公的な施設です。学校に通いにくい子どもが、少人数でゆっくり過ごせる場所として利用できます。

□ フリースクール

民間の学びの場です。学校とは違うペースで、子どものペースに合わせて過ごせます。運営団体によって特色が大きく異なるので、見学してから決めるのがおすすめです。

□ 自治体の子育て相談窓口

「不登校に特化した窓口」じゃなくても大丈夫。まずは自治体の子育て相談窓口に電話してみると、適切な機関につないでもらえることが多いです。

正直、どこに相談しても「今すぐ解決」にはなりません。

でも、誰にも話さないまま抱えてると、しんどさだけがどんどん積もっていく気がするんです。

私自身、話を聞いてもらっただけで、ちょっと視界が変わったことが何度もあって。

「そんなに珍しいことじゃないんだ」って気づけただけでも、けっこう救われたりするんですよね。

ざわちん

気になる窓口があれば、一つでいいので、まず電話だけでもしてみる。
それだけで十分だと思います📝

勉強の遅れが不安なとき、家庭でできること

ノートに鉛筆で書き込む手元

勉強の遅れは、後からいくらでも取り戻せます。今は無理に進めるより、負担の少ない方法を選ぶのが大切です。

学校を休む日が増えると、どうしても気になるのが勉強の遅れですよね。

でも、正直に言うと、勉強は後からで大丈夫です。

今、無理に机に向かわせようとすると、それがまた新しいプレッシャーになってしまうこともあります。

とはいえ、「本当に何もしなくていいの?」と不安になる気持ちもわかります。

実は文部科学省の調査でも、不登校の要因のひとつに「学業の不振」が挙げられています。勉強がわからなくなったことが、行きづらさにつながっているケースも、実際にあるんですよね。

教育相談の仕事をしていても、こんな問い合わせをよくいただきます。

  • 「以前、学校を休んでいた時期があって、その時の勉強の遅れを少しずつ取り戻したい」
  • 「今、学校に行けていない状態なので、午前中から見てくれる先生を探している」

どちらも、「学校に戻れたら勉強も」じゃなくて、「今のこの子のペースで、できることから」という相談なんですよね。

学校の時間割に縛られなくていい分、「午前中だけ」「週1回、様子を見ながら」みたいな、その子に合わせた関わり方ができるのも、家庭教師という選択肢の特徴です。

無理にすすめる話ではないので、「そういう相談も普通にあるんだ」くらいで覚えておいてもらえたら十分です。

家庭教師について詳しく見てみる

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究」

学業不振についてもう少し詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
勉強についていけないときの対処法

塾や家庭教師選びで迷っている方は、こちらも参考にしてみてください。
塾・家庭教師の選び方

よくある質問|行き渋り・不登校についてよく聞かれること

行き渋りは何日続いたら「不登校」って呼ばれるの?

目安は「年間30日以上の欠席」です。ただこれはあくまで目安で、日数に達していなくても、つらい気持ちに変わりはありません。日数にとらわれすぎず、今の状態に目を向けてあげてください。

無理やり学校に行かせるのは逆効果?

焦って無理に行かせようとすると、かえって長引いてしまうケースもあります。子どもが安心できる環境が整うまで、心のエネルギーはなかなか回復しないからです。

母親の育て方のせいと言われて辛いです。どう考えればいいですか?

不登校の要因は、学校・家庭・本人の状況が複雑に絡み合っていて、単純に「育て方のせい」と言い切れるものではありません。自分を責めすぎず、まずは今できることに目を向けてみてください。

勉強の遅れは後から取り戻せますか?

はい、取り戻せます。ただ、遅れが大きくなるほど、取り戻すのに時間もエネルギーもかかりやすくなるのも事実です。だから、無理にとは言いませんが、気持ちが少し落ち着いてきたタイミングで、早めに手をつけておくと後がラクになりますよ。

スクールカウンセラーには誰でも相談できますか?

多くの場合、担任の先生や養護教諭を通じて申し込む形が一般的です。学校を通すのに抵抗がある場合は、市区町村の教育相談窓口や子育て相談窓口など、学校を介さずに相談できる場所もあります。

「見守る」って、具体的に何をすればいいですか?

理由を聞き出そうとせず、「おはよう」「おかえり」など普段どおりの声かけを続けることです。好きな話題を振ってみるのも、気にかけていることを伝える一つの方法です。

まとめ

「学校、行きたくない」

その一言から始まった今日の話、最後まで読んでくれてありがとうございます。

行き渋りと不登校は、イコールじゃないこと。

サインに気づけたら、それだけでもう十分だということ。

声かけは、聞き出すより「聞く準備がある」って伝えるだけでいいこと。

そして、こういう悩みを抱えてるのは、決してあなただけじゃないってこと。

見守るのは、放っておくのとは違います。「気にかけてるよ」を伝え続けるだけで、ちゃんと意味があります。

勉強のことも、相談先のことも、焦らなくて大丈夫です。気持ちが少し落ち着いてきたら、動き出せそうなところを、一緒に見つけていきたいですね🌱

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