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なぜうちの子だけ集中できないの?中学生の脳が教える本当の理由

中学生の男の子が自宅の机で勉強しながら集中しきれずスマホが気になっている様子

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てらっち

うちの子、机には向かってるのに全然集中できてないのよね〜。
周りの子はできてるのに、なんでうちの子だけなんだろう…

ざわちん

それ、めちゃくちゃよく聞きます!
実は集中できないの、意志が弱いせいじゃないんですよ

「集中力が続かない」中学生には、脳の発達段階に合わせて時間を区切ることと、誘惑を物理的に遠ざける環境づくりが効果的です😌

そもそも集中力は、長時間ずっと同じ強度で続くものではありません。「もっと頑張りなさい」と声をかけても、実は本人はすでに限界を超えてることが多いんです。

この記事では、家庭教師の現場で見てきたリアルな事例をもとに、今日からすぐ試せる集中力アップの方法と、逆にやりがちなNG対策をお伝えします🍀

「うちの子だけ集中できないのかな」って不安に思ってるママの、ちょっとしたヒントになったら嬉しいです。

勉強中に集中できずぼーっとする中学生の女の子と、奥のキッチンにいる母親
目次

集中力が続かない中学生に共通する理由

勉強中に視線をそらしてスマホが気になっている中学生の男の子

集中力が続かないのは、「やる気がない」からじゃなくて、いくつかの共通する原因があることがほとんどです。

もちろん1時間でも集中して机に向かえる子もいますが、そうじゃない子には、ちゃんと理由があります。

家庭教師として色んな子を見てきましたが、真面目な子ほど「自分はダメだ」って自分を責めがちなんですよね😔 

でも原因を知れば、対策はシンプルです。

脳の発達段階的に、そもそも長時間は無理

中学生の脳はまだ発達の途中で、集中力を保てるのは15〜20分程度と言われています⏱

特に、思考をコントロールしたり、注意を持続させたりする「前頭前野」という部分は、脳の中でも成長が一番遅い場所と言われています🧠 

大人になっても実は20代半ばまで発達が続くくらいなので、中学生の段階ではまだ「集中し続ける力」自体が発展途中なんです。

大人だって1時間ぶっ通しの会議は疲れますよね。

それと同じで、「集中が切れる=サボり」ではなく、脳の仕組み上ごく自然なことなんです。

スマホ・SNSの誘惑が強すぎる

机の上や近くにスマホがあるだけで、無意識に気を取られてしまうという研究もあります📱

これは「スマホが目に入る→脳の一部が無意識にそっちに注意を向ける」という仕組みのせいで、通知が鳴っていなくても脳のリソースが少しずつ奪われてしまうんです🧠 

一度そっちに気を取られると、また元の集中状態に戻るまでに時間がかかるとも言われていて、これを「注意の残留(アテンション・レジデュー)」と呼んだりします。

ちなみに、あらかじめ決めておいた短い休憩はこれとは別物で、区切りをつけて自分から一旦離れる分には、この「注意の残留」は起きにくいと言われています。

通知が鳴らなくても「今何か来てるかな」と気になっちゃうんですよね。

これは大人でも経験ある方、多いんじゃないでしょうか。

睡眠不足で脳が働いていない

寝不足の状態だと、そもそも脳が情報を処理しきれません。

「集中しなさい」と言う前に、まず何時間寝ているかをチェックした方が早いこと、意外と多いです(睡眠時間の記事で目安をもっと詳しく紹介しています)。

勉強内容が本人のレベルに合っていない

簡単すぎて飽きる、逆に難しすぎてついていけない😪

どちらも「集中できない」の原因になります📝

家庭教師をしていた時、実はこのパターンが一番多かった印象です。

mた、特に夏休みは、集中力が続かないときが増える時期でもあります。

夏休み中の勉強時間の実態はこちら

今日からできる集中力アップの方法

タイマーを使って時間を区切りながら勉強している中学生の女の子

ここからは、家庭教師として実際に子どもたちに試してもらって効果があった方法を紹介します。

全部を一気にやる必要はないので、お子さんに合いそうなものから試してみてください✨

時間を区切って勉強する

区切り方に絶対の正解はなく、お子さんに合うやり方を見つけるのが一番の近道です。

自分でタイマーを使って時間を管理できる子は、それに任せて大丈夫です。時間の感覚をつかむこと自体が、勉強のペース配分の練習にもなります。

一方、時間で区切ると「あと少しだから」とズルズル続けてしまったり、逆に「もう疲れた」とすぐ休憩に入ってしまったりする子には、「問題を5問解いたら」「ワークを1ページ終えたら」のように、タスクの量で区切る方が合っていることが多いです。

ゴールが具体的に見えるので、ペースを保ちやすくなります。

どちらが合うかは、実際に試してみるのが一番です。

1週間だけ両方試して、続けやすかった方を採用する、くらいの気持ちで大丈夫です。(長期休み中の時間の使い方はこちらの記事も参考にしてください)

ポイントは、休憩に入る前に「休憩が終わったら何をするか」を軽くイメージしておくことです⏰ 

これだけで、休憩後にやる気が下がりにくくなり、ダラダラ休んでしまうのも防げます。

ちなみに、休憩中にスマホで動画を見る場合は「2本見たら終わり」のように、キリのいい終わりを先に決めておくのがおすすめです📱

勉強する場所を変えてみる

自分の部屋だと漫画やベッドが視界に入って気が散りがち📚 

リビングの隅や、ダイニングテーブルなど、誘惑が少ない場所に変えるだけで集中力が上がる子、実は多いです。

塾の自習室で急に集中できる子がいるのも、この環境の力が大きいです。

小さな目標を設定する

「今日は数学を全部終わらせる」ではなく「今日はワークの3ページだけ」のように、小さくてすぐ達成できる目標にすると、途中で心が折れにくくなります👍 

達成感が次のやる気にもつながります。

スマホを物理的に遠ざける

同じ部屋にあるだけで気が散る原因になるので、別の部屋に置く、電源を切るなど物理的に距離を取るのが一番効果的です📱 (こちらの記事でスマホ管理の具体的な方法を詳しく紹介しています)


集中力の土台になるのは、実は毎日の生活リズムです。

とくに夏休み明けは生活リズムが乱れがちで、集中力にも影響しやすい時期です。

夏休み明けの生活リズムの整え方はこちら

やりがちだけど逆効果なNG行動

英語のワークで間違えた問題が赤ペンでバツをつけられているノート

良かれと思ってやってることが、実は逆効果になってるケースも多いんです。

私も家庭教師をしていて「あ、それやっちゃうと逆効果なんだよな」と思う場面、結構ありました。

ここでは特にやりがちなNG対策を紹介します。

長時間机に向かわせる

「集中できてないなら、もっと長くやらせよう」は逆効果になりやすいです⏳ 

集中が切れた状態でダラダラ続けても、頭に入らないまま時間だけが過ぎてしまいます。

量より、区切って集中する方が結果的に効率的です。

「集中しなさい」と言葉で叱る

気持ちは分かるのですが、「集中しなさい」だけだと具体的に何をどうすればいいか本人にも分からないんです😔 

「じゃあ15分だけタイマーでやってみる?」のように、具体的な行動に落とし込んであげる方が効果的です。

隣でずっと見張る

心配になる気持ちは自然なことですが、ずっと見られていると、それ自体がプレッシャーになって余計に集中できなくなる子もいます👀 

最初の数分だけ一緒に取り組んで、あとは離れて様子を見る、くらいの距離感がちょうどいいことが多いです。

完璧を求めすぎる

1問間違えただけで「なんでこんな簡単な問題を」と言ってしまうと、間違いを恐れて手が止まる子もいます✏️ 

完璧じゃなくていいので、まずは手を動かし続けられる環境を作ってあげる方が大事です。

わからないところでつまずいて勉強が進まないとき

分からない問題に付箋を貼って印をつけながら勉強する中学生の女の子

「集中力が続かない」の裏には、実はこんな状態が隠れていることがあります。

分からない問題が出るたびに、そこで止まっちゃうんです🤔

これ、解決策はシンプルです。「印をつけて、先に進む」だけで結構変わります。

分からない問題への対処、3ステップ

  1. 印をつけて、いったん飛ばす
     分からない問題に付箋や印をつけて、先に進めてしまいましょう✏️
  2. 解ける問題を先にどんどん終わらせる
     印をつけた問題は「あとで聞くリスト」としてまとめておくイメージです。
  3. 聞ける人にまとめて聞く
     親でも、きょうだいでも、塾や家庭教師の先生でも大丈夫です。1問ずつ止まって人を探すより、まとめて聞いた方がリズムを崩さずに進められます。

「分からない=即ストップ」じゃなくて、「一旦置いておいて、あとでまとめて解決する」。この進め方を教えてあげることが、集中力を保つコツのひとつです。集中力の乱れは、点数に出る前のサインの一つでもあります。

丸付けの仕方や記述式問題への向き合い方も、「わかる」を増やすための大事なポイントです。
丸付け・記述問題の向き合い方はこちら

よくある質問

集中力が続かないのは性格のせい?

性格の問題ではなく、脳の発達段階や環境要因が大きいです。

「うちの子は集中力がない性格だから」と決めつけず、環境を整えることから始めてみてください。

音楽を聴きながら勉強しても集中力は落ちない?

歌詞のある曲は言語処理を邪魔しやすいので避けた方が無難です。

集中したい時は、無音か歌詞のないインストゥルメンタルの方が向いています。

何分くらい集中できれば普通?

中学生の集中力の目安は15〜20分程度と言われています。

ただ、これはあくまで目安なので、時間で無理に区切るより、集中が続く範囲で取り組ませてあげる方がうまくいくことが多いです。

部活で疲れてる日はどうすればいい?

疲れている日は無理に長時間やらせず、5〜10分だけでも机に向かう習慣を優先するのがおすすめです。

量より続けることの方が大事です。

集中力が続くアイテムはある?

タイマーで時間を区切る、耳栓やノイズキャンセリングイヤホンで雑音を遮断する、勉強スペース専用のライトを用意するなどが定番です。

特別なものより、時間管理と誘惑を減らす道具が効果的です。

まとめ

集中力が続かないのは、意志が弱いからでも、性格の問題でもありません。

脳の発達段階や、環境、勉強内容とのミスマッチなど、ちゃんとした理由があります。

今日からできることとして、

  1. 時間を区切る
  2. 勉強する場所を変える
  3. 小さな目標を設定する
  4. スマホを物理的に遠ざける

この4つはどれも今日からすぐ試せます。

逆に、長時間机に向かわせる、言葉だけで叱る、隣でずっと見張る、完璧を求めすぎる。

こういった対応は、良かれと思っていても逆効果になりやすいので気をつけたいところです。

分からないところでつまずいて手が止まっているなら、印をつけて先に進み、あとでまとめて聞く方法もおすすめです。

焦らず、うちの子に合いそうなところから一つずつ試してみてくださいね🌱

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